【合格】ネットワークスペシャリスト(ネスペ)に一発合格した勉強法

技術/NW/Python

こんにちは、トラ男(@toraotousako)です。
この度IPAのネットワークスペシャリスト試験(NW)、通称ネスペに無事合格しました。
私、ネットワークエンジニアとしてのキャリアは10年以上なのですが資格試験はあまり気が向かなかったもので、ようやく重い腰を上げた形になります(なんとか一発合格できてよかったです)。

コロナの影響もあり令和2年秋期の試験は延期となり、令和3年春期試験でIPAの試験に初受験となりました。
今後はネットワークスペシャリストは春試験となるみたいですね。

無事合格できたので、実際に私のした勉強法を今後ネスペ合格を目指す方の参考になればと思い、書き残しておきたいと思います。

ネットワークスペシャリスト試験とは

ネットワークスペシャリストとはIPAの情報処理技術者試験の高度試験に位置づけられる試験です(スキルレベル1-4のうち最高難度の4)。
試験は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4回にわたりかなりの長丁場となります。

試験試験時間
形式
試験内容
午前Ⅰ50分
選択式30問
応用情報試験で問われる内容が幅広く出題されます。
ネットワーク以外の問題がほとんどです。
合格点は正答率60%で18問以上正解する必要があります。
午前Ⅱ40分
選択式25問
ネットワークに関する基本的な問題が出題されます。
合格点は正答率60%で15問以上正解する必要があります。
午後Ⅰ90分
記述式(3問中2問選択)
ネットワークに関する文章問題が出題され記述式で解答します。
大問3問の中から2問を選択します。
合格点は60点となります。
午後Ⅱ120分
記述式(2問中1問選択)
ネットワークに関する長文の文章問題が出題され記述式で解答します。
大問2問の中から1問を選択します。
合格点は60点となります。

ネットワークスペシャリスト午前Ⅰ合格のための勉強法

午前Ⅰ問題は全30問で4択から選択するマークシート方式となります。
午前Ⅰの私の得点は22問正解(正答率73.3%)でした。
そんな私の勉強はこちらです。

応用情報技術者試験(AP)の午前問題の過去問(直近3回分を除いた過去6回分)をひたすら解いて覚える!

午前Ⅰ問題は毎回、応用情報の午前問題の過去問から何問(10問以上)か流用されます
ただし直近の3回からはほとんど再出題されません。
そのため、ネットワークに関係のない午前Ⅰを効率的に勉強して合格するためには重点的に直近3回分を除いた過去6回3年分を勉強すべきです。

令和4年度春期試験でネスペ合格を狙う人の場合であれば、以下の6回分を何度も何度も解いて暗記するくらいになってください。

令和3年度春期試験(直近3回のため不要)
令和2年度10月試験
(直近3回のため不要)
令和元年度秋期試験
(直近3回のため不要)
平成31年度春期試験
平成30年度秋期試験
平成30年度春期試験
平成29年度秋期試験
平成29年度春期試験
平成28年度秋期試験

再出問題で10問正解し、ネットワークやセキュリティ分野からの出題で4問正解したとしたら残り4問です。
残りの16問を単純に1/4の確率で正解したとして4問正解となり正答率60%を超えます。
実際には消去法で1/3や1/2の確率にできればもっと確度は上がります。

過去問を解く中で、いずれかの形で毎回出題される問題の傾向も分かってくるのでこの勉強で対策することで午前Ⅰ突破はそこまで難しくないでしょう。

例えばベン図やアローダイアグラムの問題などはよく出題される印象

ネットワークスペシャリスト午前Ⅱ合格のための勉強法

ネットワークの基本的な知識が問われる午前Ⅱ問題は全25問で4択から選択するマークシート方式となります。
午前Ⅱの私の得点は22問正解(正答率88%)でした。
そんな私の勉強方法はこちらです。

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書を読んで理解する

過去問をひたすら解くネットワークスペシャリスト過去問道場を活用)

ネスペ試験の最大の難関はやはり午後試験です。午後試験に合格するためには午前Ⅱの知識問題は難なく合格できるレベルでなければなりません。
ネットワーク分野の知識を深めるならこちらの参考書はわかりやすく見やすいのでオススメです。


この参考書をまずは1回読み込みましょう。その際に中に掲載されている過去問は解かなくても大丈夫です。あとで過去問は過去問でやれば良いと思います。
この参考書は過去問を解く中で理解できていなかったり覚えていない部分を辞書的に調べるのにも便利です

午前Ⅱ対策は、参考書で知識を深めつつ、過去問で自身の理解度をチェックし、正答率をどんどん上げていくのが正攻法で良いと思います。
ただし、試験までの期間が短かったり時間がない人はここにあまり時間をかけないで午後対策に重点を置いたほうが良いと思います。

ネットワークスペシャリスト午後Ⅰ合格のための勉強法

午後Ⅰ問題は3問の大問の中から2問を選択して解答する記述式問題となります。
午後Ⅰの私の得点は89点でした。
そんな私の勉強方法はこちらです。

過去問をひたすら解く(私は過去5回分解きました)

過去問を解いたらネスペ過去問解説を読んで知識を深めたり、問題の解き方を身につける

午後Ⅰ問題は時間との勝負です(午後Ⅱの方が時間的には余裕あり)。
ネスペの問題に慣れる必要があります。
また記述式であるため、どのように解答を書けば合格になるのか、部分点が取れる解答とはなにかを知る必要があります。


過去問に勝る教材はありません。
ただし、闇雲に過去問を解けば良いわけではありません。

過去問を解く→過去問解説で復習する→過去問を解く→過去問解説で復習する

このサイクルが重要です。
過去問解説はこの参考書がオススメです。
午後Ⅰと午後Ⅱのネットワークスペシャリスト試験の午後記述試験にフォーカスして解説しており、ネスペ午後試験を合格するための重要な力を身につけることができます。

  • ネットワークの深い知識
  • 問題に対するアプローチ方法(解答を導き出すプロセス)
  • 試験に合格するための解答方法(部分点を取るための要点)





私は過去5回分を3セット解きました。
10年前などのあまりにも過去の問題に手を出しても技術も進歩してますし出題傾向も変わってくるので効果は薄いと思います。
なので、直近3〜5回分くらいを3セットくらい勉強するのが良いと思います。

また午後問題からは解答する問題を自分で選べるようになります。問題選択が合否を大きく分けることになります。
しかし、過去問を解く時は全問解いて解説を読んで勉強するようにしましょう。
その中で自分自身の得意分野・苦手分野が把握できると思います。
本番では90分という試験時間の中で3問のうちどの2問を解いて、どの1問を外すかを決めなければなりません。
試験を解く時間をすこしでも確保するために、問題分にざっと目を通して5分ほどで問題選定を行わなければなりません。
苦手分野(たとえばメール)が出たら他の2問を解こう。
得意分野(ルーティング)が出たら絶対解こう。
などと予め自分の中で決めておくと良いと思います。

ネットワークスペシャリスト午後Ⅱ合格のための勉強法

午後Ⅱ問題は2問の大問の中から1問を選択して解答する記述式問題となります。
午後Ⅱの私の得点は77点でした。
そんな私の勉強方法は基本的に午後Ⅰの勉強法と同じです。

過去問をひたすら解く(私は過去5回分解きました)

過去問を解いたらネスペ過去問解説を読んで知識を深めたり、問題の解き方を身につける

午後Ⅰとの違いは問題分が長文であること。
前半部分に記載されていたことが後半の問題で鍵となることもありますから、重要な部分にマークをしたり、構成図に追記したりする技術も重要です。

そのためにも過去問(午前Ⅱ以外)は紙でプリントアウトして解くようにしてください。
午前Ⅰは再出問題を映像で頭に刻みつけるためにも過去問を紙でプリントアウトがオススメです。
午後Ⅰ、午後Ⅱは問題の本文にマークしたり、構成図に追記したりする練習のために絶対に紙にプリントアウトする勉強法がオススメです。

ネスペ合格のための勉強期間

私は結構長い時間をかけて勉強しました。なぜかというともともとは令和2年度の秋期試験を目指していたからです。それが延期となり業務が忙しいこともあり年明けまで勉強ペースはスローダウンして、4月の令和3年度春期試験に向けて勉強再開したのは1月中旬くらいからだったと思います。

合格してみて思う最低でも必要な勉強期間は以下のようになると思っています。

勉強開始時点での知識や経験にもよりますが、3ヶ月半くらいは最低でも必要かと思います。
最初に徹底攻略ネットワークスペシャリスト教科書で基礎固めをして、徐々に午前の対策を始めて、2月くらいから午後の過去問対策を始めていく形になるかと思います。

いかがだったでしょうか。
ネスペ合格の参考になれば幸いです。

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