映画「マイ・インターン」を見ました。仕事を通して世の中の役に立てるって素晴らしい。

雑記

みなさまこんばんは。うさ子です。

最近、私の考えていることのテーマはいつも、「人生100年時代。どうやって社会の役に立って生きていけるのか。」ということなのですが、久しぶりに見たくなって、Amazon Primeでマイ・インターンという映画を見ました。この映画を見るのは2回目です。(以下ネタバレ注意です)

主人公は、妻を亡くし今は独身の70歳の男性。仕事を引退したあと、自由な時間を謳歌したのち、社会への貢献ややりがいを求めてNYのブルックリンになる新進気鋭のファッションEC企業のシニアインターンに応募します。そして3-4回の面接を通過して見事採用。CEO直属のインターンとして働きます。

70歳の人に何ができるの?と若い女性のCEOは当初懐疑的で、仕事ができたらメールで指示する、と言いつつなんの仕事も与えません。けれども、彼は言われなくても、CEOの頭痛の種だった、商品が積み上げられた汚い机を自発的に清掃したり、同僚の恋愛相談に乗ったり、住む家がなくなった同僚を泊めてあげたりして、段々と周囲の人たちの信頼を勝ち得ていきます。40年以上働いた経験があるのですから、多少年を取っていたとしてもビジネスに必要なアドバイスをしたり、役に立つことができるのです。そうして、会社にとってかけがえのない存在となり、最後はCEOにとって大切な、なくてはならない、インターンを超えて親友のような存在になるのでした。(感動)

この映画を見て思ったことがあります。この方、会社に入って仕事がもらえなくても絶対に腐らなかったのです。そして不平不満も言わない。CEOにいきなり異動させられてしまったときも、「私がプライベートに立ち入りすぎたならば申し訳ない」ときちんと謝ります。出しゃばりすぎない。いつもにっこりしていて余裕があり、そして頼りたい存在であります。ビジネスの経験が長いから、小さな仕事を頼まれてもきっちり、端的に結論をCEOに伝えることができ、そしてそれを深堀するようにと新たな仕事を任せてもらえます。CEOの家族や娘にも信頼されて愛されます。なんて愛に満ちた世界なんだ・・・。

ビジネスパーソンとしてどのようにありたいか。成功とは何か。人とどのように接していたいだろうか。いろんなことを考えますけれど、半径3メートル以内にいる身近な人との信頼関係を大切にしながら、周りの人をHappyに少しでもできるような仕事がしたいな、と感じました。

主人公のジュールズを演じるアン・ハサウェイが、家庭と仕事の両立に奮闘するCEO役を演じ、40歳以上年の離れたロバート・デ・ニーロがシニアインターンの役を演じています。ジュールズの夫のマットは、妻の成功をサポートするために自ら専業主夫の道を選びジュールズを支えている良き夫というのも、2015年頃の世相を表しているのでしょうか。(近所のママ友と浮気?不倫?をして妻を傷つけてしまうことは本当にありえないとおもってみていたのですが)2021年の現在、「結婚したから仕事辞めるの?」みたいな時代遅れな意見を聞くことが私自身たまにありますけれど、こういう夫婦の在り方を肯定してくれる映画が、私は好きだなと思います。

仕事に疲れたとき、働き方に悩んだときに、ロバート・デ・ニーロがおちゃめに愛らしくシニアインターンの役を演じる姿を見て、パワーをもらった作品でした。

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