【書評】辻仁成さんの「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」「父ちゃんの料理教室」を読んでみた

雑記

皆様こんにちは。うさ子です🐇

少し気持ちに余裕ができたので、小説やエッセイなどを読んでみたいなと思い購入してみたのがこちらの2冊。

辻仁成さんの「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」と、「父ちゃんの料理教室」です。

前者は14歳~18歳までの息子とのシングルファザーの著者の暮らしが描かれた記録、後者はその生活の中で作ったお料理が紹介されている料理本です。

我が家の食卓は放っておくと大抵和食、鍋、シチューやカレーなど、あまり凝っていない楽な食べ物に偏ってしまうので、心の余裕があるときにフレンチなど、絶対に今まで面倒くさそうで手を出さなかったものに挑戦してみよう。と思い立って買ってみました。

子育てについて考えた時に、、一人で父親役もして母親役もして、将来の相談に乗って、それも異国で外国人として、というなかなかのハードルの中、子供に愛を注ぐ一人の父としての姿(有名女優と結婚して離婚して、小説家としても音楽家としても著名で華々しく成功されているという勝手な印象がありましたが)と、その日常の素朴な息子との対話に垣間見える生活が興味深く、結構な分厚さで4-5年間の日々を駆け抜けていくわけなのですが、とても面白かったです。そして、「父ちゃんの料理教室」のほうは、その日々の中に出てくるお料理が写真つきで紹介されているので、とっても食べてみたくなるし、さらに筆者のインスタグラムを覗くと、日々の美味しそうな生活が紹介されているので、こちらも併せてみてみると興味深い。

今はSNSを通じて、雲の上のように遠い世界に住んでいる方々をこんなにも近く感じられる不思議な時代になったのだなあということと、誰しもが同じ人間で、日々の生活を過ごして、身近な家族を大切にして愛して生きているのだなあとぼんやりと考えました。

レシピに載っていたクロックマダムを作ろうと思ったらクロックムッシュになった話

さて、「父ちゃんの料理教室」の中で紹介されていた中で特に作りたいと思ったレシピが、クロックマダム、有頭海老のパスタ、そしてポトフで、そのうちで一番手っ取り早く作れそうだったのがクロックマダムでした。

そもそもクロックマダムとムッシューの違いすらもよくわかっていなかったので調べてみたところ、クロックマダムは目玉焼きが載っていて、クロックムッシューは、中にゆで卵のスライスが入っているのだそう。

どちらもベシャメルソースという小麦粉とバターと牛乳を混ぜて煮詰めたトロッとしたソースが入っているのが特徴で、チーズとコショウとハムが入っていてとっても美味しい。で、私はなぜか今までクロックムッシュやクロックマダムはしゃれたフランスのパン屋で購入するか、しゃれたカフェでしか食べられないものだと信じ込んでいたのだけれど、そんなにも簡単に作れるのであれば!とレシピをふむふむと読み込んで作ってみたのだった。

で、クロックマダムは焼いた目玉焼きを最後に載せないといけなかったのだけど、うちにはなぜかゆで卵が冷蔵庫に2つ入っていて、それを早く使いたかったものだから、クロックムッシュになったというわけなのです。

DAY1:8枚切りのパンに、ベシャメルソース、ハム、とろけるチーズ、スライスしたゆで卵を載せて挟み、上にもハムとチーズを載せてトースターでチンするだけ。トロットロで美味しい。リンゴとサラダを添えて。

DAY2:作り方を変えてみた。溶き卵と牛乳で作った卵液にパンを浸して、(フレンチトーストみたいにして)その上にベシャメルソース、ハム2枚、スライスしたゆで卵、とろけるチーズ二枚、たっぷりのコショウ。こっちのほうがふわっふわで個人的には好き。フレンチトーストみたいで美味しい。もう一枚は、スライスしたリンゴを載せてトーストして、上からシナモン、蜂蜜をお好みで。デザートとセットみたいで最高。

※先日購入したロイヤルコペンハーゲンのマグカップが可愛くて朝が楽しくなりました。

朝これだけちゃんと作って食べるだけの余裕があると、気持ちも豊かで嬉しい。

ゆったりとした気持ちでクラシックの音楽なんかを流しちゃったりして。

日々新しいことができる自分になりたいなと思いつつ、今週はどんな新しいことにチャレンジしようかなと思いを巡らすのでした♪クロックムッシュブームはあと数日続く・・・♡

それではまた次回!

うさ子でした🐇🐇🐇

コメント

タイトルとURLをコピーしました